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November 2008

ミリキタニの猫

とっても観たかった「君のためなら千回でも」と同時上映だった
「ミリキタニの猫」。

結局「君のためなら」を観にいくことができず、「ミリキタニ」も
映画館で観られなかった。
それ以来ずっと気になっていた。

先日ついにDVDで借りて観ることができた。

ニューヨークの街頭で絵を描き続ける日系の老画家の姿を追った
ドキュメンタリー映画だ。

ポスターの写真は、照れたような無邪気な笑顔でVサインを向ける
おじいちゃん。
それがミリキタニだ。

1時間あまりの映画。
静かな淡々とした語り口だが、じわじわと心に迫ってくる。

ある映像作家が、ニューヨークの街角で力強い絵を描き続ける
80歳の画家ツトム・ジミー・ミリキタニと出会うところから
映画は始まる。
施しものは決して受けず、絵の代金としてだけお金を受け取る、
誇り高き老画家。

最初この映画は、四季折々の彼の姿を追ったものになる予定
だった。

けれども運命というものはわからない。
9.11の日から、ミリキタニも撮影者であるリンダ・ハッテンドーフ監督も
想像さえしなかった方向へ向かっていく。
孤高の画家とハッテンドーフ監督はあるときをきっかけに
家族のような関わりを持つことになり、徐々に心を通わせていく。
彼がその後人間社会に復帰していくまでを映画では描いている。

それまで誰も知る人はいなかった、日系であるがゆえの辛い過去を
一緒にたどることで、ミリキタニの人生に光を与えている。

たぶん、今までに味わった深い悲しみが癒えることはないだろうが、
今まで時間が止まったかのように世間に背中を向けて生きてきた
ミリキタニの人生が、彼女と出会ったことで、日の当たる場所に
出られたのではないかと思う。
二人の出会いは、これまでのマイナスをプラスに変えるすばらしい
贈り物だった。

全編から感じるのは、ミリキタニの人間的な可愛さと監督の温かさ。
生半可の覚悟では作りえなかったドキュメンタリー。
ハッテンドーフ監督の勇気と行動力には頭が下がる。

ところで「ミリキタニ」という名字、初めて聞いた。漢字で「三力谷」と
書くそうだ。

the 波乗りレストラン

なんとなく宣伝では気になっていたけど、全33回、ということで
観続けるのはむずかしいかな、とチェックしていなかったドラマ。

11月1日から9日まで毎日放送した「the 波乗りレストラン」。

各回10分のショートドラマ。
毎日3回ほど、朝のワイドショー内、夕方、深夜に1話ずつ放送。
たまに見逃した人のためにSPをやっていた。

観始めたのは4話めから。
見逃した1~3話も無事ネットで観ることができた。

いや~、おもしろい!
脚本、演出の大宮エリー、最近注目している。
「Room of King」も彼女の脚本だ。
セリフがとにかくおかしくて、欠かさず観ている。

波乗りに話は戻るが、
サザンの名曲33曲にひっかけたショートストーリー。
とはいっても、同じ人物が複数のエピソードに顔を出す。

軸になるのは、大泉洋が演じる、休業中の波乗りレストランの店長。
そこに入り浸るのは、西村雅彦(売れない売店店長)、布施博(しらす漁師)、小倉久寛(社長)、杉本哲太(サラリーマン)、白石美穂(弁護士)、富田靖子(主婦)・・・
回を追うごとに出演者が増えていく。

大泉洋の劇団Team Nacsのメンバーや、サザンのメンバー、
思わぬ脇役の登場にも目が離せない。

しんみりしたり、はじけてたり、爆笑したり・・・
でもどれも、友情っていいな、親子っていいな、って思える。
吹き出しちゃいながらも、やさしい気持ちになれる。

バックに流れるサザンの曲がまたいい。

久しぶりにまとめて聴いた。やっぱりいいな。

TSUNAMI、心を込めて花束を、逢いたくなったときに君はここに
いない、君だけに夢をもう一度・・・

名曲だ・・・
エピソードも泣けた。

今、録画しておいたものを22話まで観た。
あと11話、楽しんでみよう。

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