ミリキタニの猫

とっても観たかった「君のためなら千回でも」と同時上映だった
「ミリキタニの猫」。

結局「君のためなら」を観にいくことができず、「ミリキタニ」も
映画館で観られなかった。
それ以来ずっと気になっていた。

先日ついにDVDで借りて観ることができた。

ニューヨークの街頭で絵を描き続ける日系の老画家の姿を追った
ドキュメンタリー映画だ。

ポスターの写真は、照れたような無邪気な笑顔でVサインを向ける
おじいちゃん。
それがミリキタニだ。

1時間あまりの映画。
静かな淡々とした語り口だが、じわじわと心に迫ってくる。

ある映像作家が、ニューヨークの街角で力強い絵を描き続ける
80歳の画家ツトム・ジミー・ミリキタニと出会うところから
映画は始まる。
施しものは決して受けず、絵の代金としてだけお金を受け取る、
誇り高き老画家。

最初この映画は、四季折々の彼の姿を追ったものになる予定
だった。

けれども運命というものはわからない。
9.11の日から、ミリキタニも撮影者であるリンダ・ハッテンドーフ監督も
想像さえしなかった方向へ向かっていく。
孤高の画家とハッテンドーフ監督はあるときをきっかけに
家族のような関わりを持つことになり、徐々に心を通わせていく。
彼がその後人間社会に復帰していくまでを映画では描いている。

それまで誰も知る人はいなかった、日系であるがゆえの辛い過去を
一緒にたどることで、ミリキタニの人生に光を与えている。

たぶん、今までに味わった深い悲しみが癒えることはないだろうが、
今まで時間が止まったかのように世間に背中を向けて生きてきた
ミリキタニの人生が、彼女と出会ったことで、日の当たる場所に
出られたのではないかと思う。
二人の出会いは、これまでのマイナスをプラスに変えるすばらしい
贈り物だった。

全編から感じるのは、ミリキタニの人間的な可愛さと監督の温かさ。
生半可の覚悟では作りえなかったドキュメンタリー。
ハッテンドーフ監督の勇気と行動力には頭が下がる。

ところで「ミリキタニ」という名字、初めて聞いた。漢字で「三力谷」と
書くそうだ。

音楽座ミュージカル「メトロに乗って」

昨日、川崎ラゾーナの109シネマズで、

映画館上映特別版 音楽座ミュージカル「メトロに乗って」(舌かみそうです、タイトル長くてcoldsweats02

を観てきた。

他の映画に比べると、値段もVIPだったけど、みたスクリーンも超VIP席で、快適~♪

浅田次郎原作の「地下鉄(メトロ)に乗って」を音楽座ミュージカル/Rカンパニーがミュージカル化して、
2000年に初演したそうだ。
この映画は、そのミュージカルをステージの迫力そのままに映像化したもの。

ストーリーは・・・

ワンマンな父に反発して、家を出た真治。
しかし、大会社社長の父が病に倒れたことを知り、会いに行くか行くまいか、心が揺れる。

そんなときに、不思議な体験をする。

兄が自殺した、東京オリンピックの年の東京にタイムトリップしてしまうのだ。
自殺前の兄に会い、何とか自殺を食い止めようとする真治。

一度、現代に戻り、恋人のみち子と再びタイムトリップ。
そこは、終戦直後の混乱した東京。
二人は、一人のカリスマ的な男とその恋人と出会う・・・。

絶対に許すことができないと思っていた、冷血な父・・・

けれども、何回かの不思議な体験と運命的な出会いを通し、
知らなかった父の姿が見え、父への気持ちが変化し始める。

空間の移動、時間の移動を、違和感なく画面の中で見せるテクニック。
ため息ものだった。

俳優たちの表情、汗まで見える大画面、役者たちの渾身の演技を映し出す。
感動的な歌が場内に響きわたる。

上映時間は、15分の休憩をはさみ、3時間。

ストーリーは、一瞬たりとも目が離せないスピードで進み、
信じられない残酷な展開を迎える。

厳しく、悲しい運命・・・。

途中、何度も涙し、最後も涙、涙・・・。

劇場でミュージカルを見ても、ここまで細かい部分は見えない。
映画だということを忘れ、ミュージカルを最前列でみているかのような、贅沢な気分だった。

これからも、劇場と映画館の融合という、試みを続けてもらいたい、と心から思う。

おススメです、音楽座ミュージカル「メトロに乗って」

マッチスティック・メン

宅配DVDレンタルなるものに初めて登録して、
さっそく送られてきたものをみました。

「マッチスティック・メン」

B0007PIOP6.09

2003年作品

【出演】ニコラス・ケイジ、サム・ロックウェル、アリソン・ローマン

【評価】★★★★☆

【感想】
ニコラス・ケイジの潔癖症ぶりが、
みているこっちまでチック起こしちゃいそうに、リアル!

サム・ロックウェルが今度はいい役じゃん!と
思っていたら、最後・・・やられました!
やっぱり一筋縄じゃいかない曲者だった~!

アリソン・ローマン、かわいかった。
気が強く、少しわがままで、でも多感な少女を好演。
と思っていたら、最後思いもよらないどんでん返し。
22歳でこの役を演じたとのこと。
むむむ、やりますね。

娘の出現により、ロイがだんだんに人間らしさを
取り戻す過程がよかった。

ところが最後の30分くらいの急展開で、
今までの感動は一体なんだったんだ~!と
裏切られた気分 プラス 「やられた~!でも愉快!」が
入り混じった気分になりました。

最後のほっとさせるエンディング。
芸達者な役者陣によって、
一見の価値ある作品に仕上がっています。

ほんとに、役者、皆クセがあるわあ。

ダ・ヴィンチ・コード

世界中で爆発的に売れている「ダ・ヴィンチ・コード」が
今度映画化されるそうだ!

監督はロン・ハワード、ソフィー役を
「アメリ」でチャーミングな不思議ちゃんを好演した
オドレイ・トトゥが演じ、ジャン・レノも出るらしい、
という情報までは「ほほ~」と聞いていた。

しかし!!

私、主役のロバート・ラングドン役を「トム・クルーズ」だと
思いこんでいたのだ!!!

よーく調べてみたら、「トム」は「トム」でも「トム・ハンクス
ではありませんか!!

ミステリーにトム・ハンクス?!

・・・イメージじゃなぁい・・・(-_-メ)

トム・ハンクスといったら、善人であったかい役、
出演した映画もじーんと心を打つものが多かったから。

でも、今までも役になりきって見事に演じてきたトム・ハンクス
こと、きっとこの映画でも、皆が共感できる人物を
演じてくれることでしょう。

トム・ハンクスとオドレイ・トトゥ、
お気に入りの俳優ふたりが出演する
「ダ・ヴィンチ・コード」、大注目です。
完成がいまから待ち遠しい♪

原作も読むぞ!

ホワイト・バレンタイン

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1999年・韓国

出演:チョン・ジヒョン(本作でスクリーンデビュー)、パク・シニャン

評価:
役者は★★★★☆だが、
ストーリーが物足りず、オマケして★★★☆☆

ストーリー:
ジョンミンは幼い頃、大人のフリをして一人の男性と文通を
していた。しかし、ジョンミンは彼女に会いにやって来たその
男性の前に姿を現わすことが出来ず、以来男性との文通も
終わってしまう。
時が経ち20歳となったジョンミンはある日、一羽の白い
伝書鳩を見つけ、足に手紙が付いていることに気づく。
それは、最愛の恋人を事故で失い、
悲しみから立ち直れない男性が、届くあてもない彼女へ
向けて書き綴ったものだった。そして、この手紙の差出人こそ、
ジョンミンがかつて文通した相手ヒョンジュンだったのだ。

感想:
昔、日本にもあったような懐かしい町並みがとてもいいです。
登場人物があまりアップにならず、遠くから撮影するシーンが
多いのが、独特。淡々としたイメージにしあがっている。
泣かせるストーリーを期待しないほうがよい。
ジョンミンに思いを寄せている青年が、
中途半端な存在感で、なんだったんだろう・・・。
あの結末は、どう理解したらいいんだろう。
多分ハッピーエンドですよね?
犬のちびちゃんがかわいかった!


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